未刊詩篇
中原中也
〔一九二三年-一九二八年〕
(汽車が聞える)
汽車が聞える
/
蓮華の上を渡つてだらうか
内的な刺戟で筆を取るダダイストは
/
勿論サンチマンタルですよ。
目次
未刊詩篇
〔一九二〇年-一九二三年〕
〔一九二三年-一九二八年〕
〔一九二八年-一九二九年〕
〔一九三〇年-一九三二年〕
〔一九三三年-一九三四年〕
〔一九三五年-一九三七年〕
〔一九二三年-一九二八年〕
タバコとマントの戀
ダダ音樂の歌詞
春の日の怒
戀の後悔
不可入性
(戀の世界で人間は)
(天才が一度戀をすると)
(風船玉の衝突)
(何故親の消息がないんだ)
自 滅
(あなたが生れたその日に)
倦怠に握られた男
倦怠者の持つ意志
初 戀
想像力の悲歌
古代土器の印象
初 夏
情 慾
迷つてゐます
幼き戀の囘顧
(題を附けるのが無理です)
(何と物酷いのです)
(テンピにかけて)
(假定はないぞよ)
(酒は誰でも醉はす)
(名詞の扱ひに)
(酒)
(最も純粹に意地惡い奴)
(バルザック)
(ダツク ドツク ダクン)
(古る摺れた)
一 度
(ツツケンドンに)
(女)
(頁 頁 頁)
(ダダイストが大砲だのに)
(概念が明白となれば)
(成 程)
(過程に興味が存するばかりです)
(58號の電車で女郎買に行つた男が)
(汽車が聞える)
(不隨意筋のケンワク)
旅
呪 咀
眞夏晝思索
(人々は空を仰いだ)
冬と孤獨と
或る心の一季節
秋の愁嘆
無 題(緋の色に心はなごみ)
秋の日
(かつては私も)
(秋の日を歩み疲れて)
無 題(あゝ雲はさかしらに笑ひ)
涙 語
浮浪歌
春と戀人
夏の夜
かの女
少年時
夜寒の都會
地極の天使
春の雨
屠殺所
無 題(疲れた魂と心の上に)
處女詩集序
詩人の嘆き
聖淨白眼
秋の夜
冬の日
幼なかりし日
間奏曲
このファイルについて
底本
中原中也「中原中也全集 第 1 巻」角川書店
1967 年 10 月 20 日 初版發行
1967 年 11 月 30 日 三版發行
中原中也「中原中也全集 第 2 巻」角川書店
1967 年 11 月 20 日 印刷發行
入力
イソムラ
2004-03-31T16:50:45+09:00 公開
2010-02-19T12:05:00+09:00 追加・修正
概要
底本を元に
HTML
形式への変換を行っています。
XHTML
1.1 と
CSS
2 を使用しています。
ひらがな・カタカナなど基本的に底本のまま入力していますが(末黑野、未刊詩篇のカタカナ繰り返し記号
(*)
を除く)、漢字はMS Pゴシック(MS PGothic)及びMS P明朝(MS PMincho)に含まれていないものはいわゆる新字に変換しています。
http://
www.junkwork.net
/
txt