monologue : Days.

Days - Log // 2006-06

2006-06-01 Thur.

百あったら、そのうちのたった一つでもいい。はっとさせてやることができれば、それでいい。

2006-06-03 Sat.

どこにいても、自分の居場所に違和感を覚える。

2006-06-04 Sun.

僕はずっと君に本当のことを伝えたかった。多分もうそれは、かなわないことなのだけれど。

2006-06-05 Mon.

コカ・コーラのワールドカップキャンペーンで国旗型のチップが付属している。正直なところ、フランスセルビア の国旗すら見分けられなかった僕に、何を求めても無駄なのではないかと思う。

2006-06-06 Tue.

決断には決め手があるはずだ。消去法、じゃないだろう。人知れず、おめでとうございます。

2006-06-07 Wed.

不眠気味。真夜中に仕事を終えて、眠らずにずっと時間を持て余す。

早朝から出勤前の会社員や学生に混じって、ファストフード店で時間を潰す。日差しが強くなりそうなことに眉をしかめながら、ぼんやりと何かを待ちながらコーヒーを飲む。二度三度、店を変えて、時間を持て余す。何をやるでもないけれど、何かをやりたくなるような状況に巡り合えることに密かに期待している。もちろんそんなものは突然舞い降りるものではないし、本当にやるべきことなんて、掃いて捨てるほどあるのだけれど。

結局何も得ないままぼんやりと帰宅して、また同じようにただ時間を潰す。何も得るものなんてない。ただ磨り減って擦り切れて、を繰り返していくのだと、諦めが付ききらないからこそこんな一日を過ごしている。

本当は、どうすればいいのかわからない、なんて嘘だ。どうすればいいのかは明らかだし、どうするべきかもわかっているけれど認めたくない、ただそれだけのこと。また明日も磨り減る覚悟ができたら、もう一度布団に入って朝を待たなくちゃならない。それだけは誰にも平等なこと。

2006-06-10 Sat.

うんざりするほどの低空飛行のち、上昇気流。

2006-06-12 Mon.

Capsule の新譜を聴く。

2006-06-15 Thur.

「それはあなたの成長に必要なことなのだから、逃げたり甘えたりするべきではない」

成長しないことは逃げや甘えなのだろうか。成長し続けなければならないのか。休憩や停滞は悪か。いわゆる七つの大罪に、怠惰という項がある。神様は人間に、ぜんまいが切れるまで動き続けることを求めているのか。そうでない者は罪を背負って生き永らえているのか。上昇志向の強い人間の目に、疲れた人間の横顔はどんな意味をもって映るのか。

2006-06-18 Sun.

顔もはっきりとは思い出せないような、古い友人の話。を、同じく古い友人と話す。彼は少し僕と似ていて、それが行き過ぎた部分があって、嫌悪の対象になっている。彼はろくな死に方をしないだろうけれど、僕だって何が違うかと言えば、そう大した差ではないのだ。

2006-06-21 Wed.

Opera 9 をダウンロード。アンカーにマウスオーバー・アウトを繰り返すとナビゲーションがどんどん下へ降りてくるという摩訶不思議な現象が。

2006-06-22 Thur.

瞬間、笑顔を脱ぎ捨てる能力。

2006-06-23 Fri.

器用で不器用な男と不器用で器用な男の話 を何度も観ている。寄り掛からないでいられる人間関係なんて、どれほどあるのか。

2006-06-30 Fri.

受難の六月を終え、どうにか七月を迎えられる。

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